2022年5月8日

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コロナとポスティング

皆さんこんにちは庄司です。
相変わらずコロナの感染者は減ったり増えたりを繰り返しておりますね。
皆様の職場でも大きく環境が変わったのではないでしょうか。

今回はコロナによって変わったポスティングの配布戦略について解説していきます!

この記事はこんな人におすすめです。

  • コロナ過でのポスティングを考えてる方
  • コロナによって業務形態が変わられた方
  • コロナによってポスティングを抑えていた方

コロナによるポスティングの変化

コロナで変わったポスティング業者

当社でも打ち合わせをリモートですることがほとんどになりました。作業ができない移動時間が減って私個人としては、非常にうれしいのです。というのも1件1件お客様に合わせた広告プランを作成するにはそれなりに時間がかかります。

移動中考えることはできますが、なかなか作業がしにくいため、会社のパソコンでリモートの打ち合わせをしながら資料を作ることができるのは作業効率が上がり、多くのお客様にサービスを提供できて満足ただいています。

ただしポスティングのご依頼はというとコロナ前に比べて少し減ってしましました。特にイベント関係の広告は皆無に近い状態です。やはり表立って人を集めるイベントは、このご時世反感を買い、イメージが悪くなってしまう為、控えざるおえないのでしょう。

コロナ過でも増えたポスティングチラシ

そんな中チラシが増えた業種があります。それは飲食業界です。テレビや新聞などでも報道されていた通り、デリバリーをするお店が増え、テイクアウトは当たり前になってきました。そうなると手元に残るメニューを配布する事が増えてきます。

ただ皆さん、メニューだけならWEBサイトに掲載すれば良いんじゃないか、と思われるでしょう。確かにメニューを見てもらうだけであればWEBサイトに載せておけば十分顧客の要望は補えるでしょう。ではなぜ、あえてポスティングをするのか、それはこのお店のこのメニューが食べたいと思わせるためです。

例で考えてみます。ピザが食べたいと思った時、一般的には大手3社のピザをイメージしてその三社のメニューを比較する事が普段の流れでしょう。ただここに3社とは違うチラシが1枚あったらどうでしょうか。お店に行って雰囲気やサービスを受けるわけでなければ、おいしくて安いものが良いという方もいるでしょう。

大切なのは消費者にこの商品が必要ではありませんか?という問いを投げかけることが広告成功の秘訣です。ただしあまり早すぎてはいけません、自分には関係ないと思ってしまうからです。早くもなく遅くもない絶妙なタイミングで、広告から問うことで、消費者は消費行動に動きます。

絶妙なタイミングとは上のたとえのピザの場合、連休や週末前の家族が集まるタイミングやお出かけしやすいタイミングです。さらに細かく言えば連休の前日か前々日が理想です。当日は早く出かけてしまったり、食事の予定を決めているかもしれません。イベント当日に向けて選ぶ楽しみや、ご褒美などを演出し楽しいお休みをイメージさせることで、消費行動が活発になり他の業界にも連鎖していきます。

コロナ過でも減ったポスティングチラシ

他にもコロナによって動きが変わった業界があります。
それは旅行業界です。今までは大型連休が近づいてくると、ポスティングに限らず印刷や、新聞折込なども依頼を頂いていました。しかしコロナがはやると多くの旅行代理店やホテルなどで広告の出稿が止まってしまったのです。当社としても非常に痛手でしたが、現場の方々はもっと大変だったと思います。

特にホテルや旅行業界は決まったシーズンに一気に稼いで、オフシーズンはぼちぼちと営業しているところが多いため、ここ2年間の連休はすべて蔓延防止措置や緊急事態宣言と重なって集客が大々的にできなかったとおっしゃっていました。

長所と短所を理解し、状況に合わせて柔軟に対応する事が大切です。タイミングが合えば高い成長率を示せます。

コロナによる業態変化のポスティング

勇気をもって変わることも大切

コロナ過でもしっかりと収益を上げているホテルがありました。
そのホテルは、宿泊施設ではなくレストランに力を入れて事業を維持しました。


そんなに安いホテルではない為、食事も丁寧で新鮮な食材を扱っていましたが、宿泊客が減って食材を廃棄することに、せっかく仕入れた食材だから地域の方に食べて頂こうということで、ホテルの食事をデリバリーするチラシを作成、配布いたしました。

これが大当たりです。外出が減って出費が少なくなった世帯では、ネットで買い物をしたり、
高級食材が取り寄せられたりと、できる楽しみを増やしていきました。

そんな中で高級ホテルの食事が自宅に届くというサービスは、時代の流れに合わせた、新しい富裕層を狙ったサービスだったのです。

小さな疑問はビジネスチャンス

私も前々から思ってはいたのですが、高級食材を取り寄せて果たして自分がおいしく調理ができるのか?という疑問がありました。コンロや調理器具、など一般家庭のものと、業務用のもでは全く機能が異なり、食材の良さを存分に引き出すことができません。

その問題を解決し、配達をホテルスタッフがすることで気遣いが行き届いたきめ細かなサービスとおいしい食事を提供することで、この苦難を乗り越えてることができたそうです。最近やっと客室も埋まり始めたとのことで、食事の宅配事業は終了してしまうようですが。

どのような事業でも形を変え、視点を変えれば新しいサービスや商品を生み出せるのだなと感心してしまいました。私もお客様にこのような提案をできる営業スタッフになれるよういろいろと勉強していきたいと思います。

業態を変えることは勇気がいりますが、周囲の環境が大きく変わったタイミングでは、その決断も重要です。

コロナとポスティングのまとめ

どのような状況下でも広告がなくならいという事は、状況に合わせて戦略を変え、生き延びる企業が多くあるという事です。業務形態や特徴を再度見直して、有事の事態にシフトチェンジできるように準備をしておきましょう。

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