2022年5月3日

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選挙とポスティング

選挙時期になると広告業界はこぞって忙しくなります。広告の数が増えるという事は、世間が何かしら良くなることに期待して、ポスティングや新聞折込をすると考えております。

今回は選挙中のポスティングと配布戦略について解説していきます!

この記事はこんな人におすすめです。

  • 選挙への出馬を考えている方
  • 選挙期間中にポスティングをしたい方
  • 選挙に合わせて集客をしたい方

選挙期間は告示から投票までの期間が短く、その期間中に印刷、配布、広報を行う為、一時的な供給不足になります。その為、横に流れ出た案件が回りまわって、世間の動きを活発化させるのかもしれません。

選挙時期の立候補者の広告配布

候補者のチラシ枚数の制限

一般的に選挙期間中に配布される候補者のチラシは資金による不公平をなくすために枚数が決められており、選挙管理員会が発行する証紙のついた印刷物以外は配布する事が出来ません。

枚数は1人につき4000枚と広告の枚数としてはさほど多くありません。ポスティングで全世帯に配布をすると、1~3丁目程度で撒き切れてしまいます。

新聞折込にしても3~4販売店でカバーできてしまう為、広い地域に配布する事が出来ません。ここで疑問に思う事はないでしょうか、選挙が近づくと良く政治家のチラシを見かける気がするけどな?

そうなんです。選挙期間中よりも選挙前の時期が一番広告が多い時期になるのです。

チラシ以外の広告は危険

更にチラシは枚数が限られていますが、広告は紙だけではありません、ポスターやティッシュ、うちわなど様々な形態で広告を発行する事ができます。

特にうちわやティッシュなどの手元に残しておいてもらえるもは、広告としての効果も長く、一度の配布で大きな効果を発揮してくれます。外出先で使ってもらえれば、貰っていない人にも、認知をしてもらえる広告です。

ただし、広告としては高い効果を発揮しますが、モノとして管理員会に判断されてしまうと、贈収賄に当たってしまい、当選どころか公職選挙法違反に触れてしまい、逮捕されてしまう可能性もあります。

選挙期間中の広告はほとんど配布ができないのが現状です。

1.広告業界が忙しくなるのは選挙の始まる直前の1か月
2.商品に印刷された広告は配布しないほうが良い!

選挙期間前のポスティング

選挙期間前のチラシの注意点

立候補者の選挙期間前のポスティングは基本的に禁止されております。ただし立候補することを選挙前に公表せずに、政治家としてどのような活動をしてきたかや、政党についての広告は認められています。

ただし立候補を想像するような表現や、チラシのレイアウトは選挙法に引っかかる可能性がある為、注意が必要です。例えば選挙ポスターのように表の写真を大きく載せたり、名前を大きく出したものは禁止されています。

選挙期間前の配布時期

政治家の活動報告のチラシは選挙の1~2ヶ月程前から配布されます。自身をアピールする為に活動報告などのパンフレットを配布しいていきます。特に規模の大きな選挙程早くから配布が始まり、2回、3回と配布をする方もいる為、

選挙期間前の配布枚数

チラシの枚数は特に制限が無いため、自由に配布が可能です。その為チラシの枚数も3万枚~5万枚程度の配布良く頂きます。多い方では15万部程度配布する方もいらっしゃいます。ただし選挙期間にかかる前に全てのチラシを撒き切らなくてはいけません。

そのため印刷やポスティングなど、供給に制限のある事業は一気に圧迫され、選挙直前にはポスティングや印刷の依頼を断るケースも多々あります。

普段から広告を出している広告主は、印刷やポスティングの依頼ができず困ってしまうケースもあるので、枚数とタイミングは重要です。

1.立候補する事が直接的に分からないようなチラシにしよう。
2.枚数や時期には決まった制限はありません。

選挙時期の一般的なチラシの量

消費者の動向

政治家のチラシだけで配布がさばききれないほど圧迫されてしまうのかというと、それだけが原因だとは思っていません。

昔アイドルの歌であったように「選挙の日は投票に行って外食をする」というような歌詞があるように、一定地域の20歳以上の成人が一斉に外出するイベントは選挙以外にありません。

ということは企業や商店にとっては外出のついでに外食やショッピングをしてもらう絶好のチャンスなのです。

選挙の規模による広告量

更に選挙の規模によっても広告の量は変わってきます。選挙には地方議員、市区長選、参議院、衆議院、統一地方選挙の選挙があり、規模が大きくなればなるほど、全体の広告数も増えてきます。

特に統一地方選挙が近づくと、各政党が国会での票数を獲得するために是が非でも当選させようと、チラシ配布が盛んになります。直近の2019年の時1営業所半月で各営業所の配布部数が100万部近く部数が増えました。

100万部を半月で配布するには20人ほど配布員を増やさなければなりません。ポスティングは稼げる仕事ですが、それなりに大変な仕事ですので、短期間に配布員を集めることが難しいのが現状です。

配布経験のないスタッフを大量に雇用しても、しっかりと教育すには時間がかかります。その為ポスティングサービスの供給不足がおこり、一時的に配布を受注できない状況が生まれてしまいます。

当然印刷も同じ流れが起こります。特に選挙前のチラシは二つ折りや三つ折りのパンフレット形式のチラシが多い為、折加工の業務が混雑します。来年2023年の4月には統一地方選挙がい行われる予定のため、早め早め配布や印刷のスケジュールを確保しておきましょう。

1.大規模な選挙の前は早めに予定を確保しておこう
2.印刷や加工も予定通りにいかない可能性が大

選挙とポスティング まとめ

というわけで選挙が近くなるとポスティングが忙しくなる理由を解説いたしました。
選挙に限らずお祭りなど同じで地域全体で活性化を目的とした雰囲気を作り出すことで、消費や外出は増え、売り上げを伸ばすチャンスを作り出すことが可能です。普段は自治体の動きに興味がなくてもこのような視点で見まわすことで、広告のチャンスは度々訪れます。
的確なタイミングで広告を出すことで反響率の高いポスティングを実現していきましょう。

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